税理士の独立事情について
公開日:2015/12/14 | 最終更新日:2016/11/14
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税制改正や起業数の増加に伴い、会計事務所では仕事が増加傾向にあります。人手不足に悩む会計事務所が多い一方で、転職を希望する方が少ない状況です。その要因の一つとして、独立する税理士が増加傾向にあるかもしれません。最近の税理士の独立事情について考察してみました。
・税理士の独立事情
「税務顧問の単価は乱高下。サービスの差別化によっていかに顧客満足を満たすかがカギ」
税理士の場合、以前勤務していた会計事務所から顧問先を少し分けてもらい、一定の収入を確保の上で独立をするといったような話を昔は聞きましたが、競争が激しい昨今ではそのような方はなかなかいません。また、ネット上では税務顧問料の非常に安い会計事務所の広告も多く目にするようなり、1人で開業するにあたって価格勝負するのは到底難しい状況と言えます。
その為、独立をするには自身の強みやアピールポイントを見極め、いかに差別化をしていくかがカギになっているようです。税理士の独立といえば税務顧問を獲得するというイメージが非常に強いですが、最近独立した税理士さんに話を聞くと、定期的なお付き合いによってお客様に良いサービスが提供出来ない限りは税務顧問契約は結ばないという方もいらっしゃいました。相続や税務コンサルティングの仕事が増加傾向にあるので、それを切り口にお客様と信頼関係を築き、次の仕事に繋げる。税務に限らず経営や人材教育のアドバイスも手掛けている等、様々な意見をお聞き出来ました。サービスの差別化によっていかに顧客満足を満たすかが大きなポイントになっているようです。
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